当院でおこなっている
シュロスベストプラクティスとは

みさわ整骨院では、シュロスベストプラクティスという側弯症に特化した運動療法をおこなっています。 この運動療法は100年と少し前、ドイツ人のカタリナ・シュロスによって始められました。
(上のイラストはカタリナが書いたメモです。)

 カタリナ自身が高度の側弯症を抱えていたことから、自分の体を使って矯正動作を分析し、側弯症の運動療法として体系化していったのが始まりです。
その後、理学療法士である娘のクリスタ・レーナルト・シュロスによって、さまざまなタイプの側弯症に対応できるよう改良され、さらに発展していきました。

そして、 整形外科医でクリスタの息子のハンス・ルドルフ・ワイスによって、よりシンプルで効果的な運動療法へと整理され、現在のシュロスベストプラクティスへとつながっています。

姿勢について

シュロスベストプラクティスにおいて、一番最初に指導するのは「姿勢」です。
側弯症の治療というと、後ろから見たときの「コブ角(弯曲角度)」に注目しがちです。
しかし、最も大切なのは、背骨を横から見たときの「前方への弯曲」です。(上の写真:左が悪い姿勢、一番右が良い姿勢です)


側弯症の方は「後ろ重心で、背中が丸まった姿勢(写真左)」になりやすく、実はこの姿勢が側弯症をさらに悪化させることになります。

【なぜ姿勢が重要なのか?】
 特発性側弯症(AIS)では、背骨(椎体)自体には左右の高さの違いはありません。椎間板の左右の高さに違いが現れることで、背骨全体が捻れながら曲がっていきます。つまり、曲がる根本的な原因は「椎間板の左右の高さの違い」にあるのです。

良い姿勢(みぞおちを前に出す姿勢)をとると、背骨(椎体)の関節同士がガチッと正確にかみ合います。関節が正しくかみ合うことで、背骨同士が「まっすぐ平行に」戻ります。これにより、骨と骨の間にあるクッション(椎間板)にも左右で均等な力が加わり、体に無理のない自然な矯正力が働くようになります。